奇跡的な出会い
人というのは奇跡の中で生きていると私は思っています。これは、そんな難しい話でもなければ、宗教的にあなたを洗脳しようとしているわけではありません。ただ、あなたが経験してきた中で奇跡や運命と言えるようなことがあったはずです。
その中で出会いもひとつの奇跡だと思います。人と人の出会いも全てにおいて奇跡であり、運命と考えると納得しませんか。ただ、その奇跡という言葉では片づけられない出来事が人生では神秘的に行われています。
例えば、我々がこの世に生まれてきたことが奇跡だと思いませんか。保健の授業で習ったと思いますが、人が生命を誕生させるためには、まず精子と卵子の出会いがなければいけません。精子が卵子に辿りつくには幾多の試練が待ち受けています。
数億とも言われる精子が卵子を目指して出発します。しかし、基本的にはその中でひとつだけが運命を託されるのです。それが辿りついた瞬間に生命が誕生します。この瞬間が奇跡だと言えるでしょう。
そして、その生命が生まれた場所や時間なども運命を大きく左右することになります。というのも、生まれた時代は選べませんので、同じ時代に生まれた人としか出会えません。また、幼いころの出会いがほとんどです。それから成長していけば自分の選択によって選べるようになります。
ただ、選べるからといって、そこを選んだのは自分の選択によるものでしょう。その選択した場所で出会いがあれば、それは奇跡だと思いませんか。もしもという言葉はあまり好きではないですが、もしあの時にあの場所を行くことを選択していなければ、どのなっていたのだろうかと考えると人生というのは面白いもので、運命的に感じませんか。
男女の出会いは運命
出会いの中でも男女の出会いというのは、特別なものがあります。他の出会いとは違って新たな生命と生みだすような奇跡が秘められている出会いだからです。されには男女の出会いというのは、人間に限らずすべての胴部が持ったものなのです。それは本能やDNAに組み込まれているもので、逃れ慣れない宿命とも言えるでしょう。
それが要因として性欲というものが動物には備わっています。それで異性を求めてしまいます。
男女の出会いはこのように考えても、他とは異なるものだと言えるでしょう。また、男女の中にはその他の出会いとは異なるものとして、お互いに惹かれないと成立しないという要素もあります。これも動物的な本能のひとつです。自分に遭った良いDNAを残していこうとする行動であると言えます。
容姿が綺麗な女性を好むのは、これがひとつの要因となっているとも考えられます。ただ、人間とは素晴らしいもので、すべて同じ人を好きにはならないようにできています。それは好みというものがあるからです。そして、それが他人に示す自分の存在として個性となって示すようになります。
人は好みを考えた時に性格や容姿だけではなく、その人の持っている雰囲気や健康状態なども総合して決めています。つまり、それらを判断してより良い子孫を残していこうとしているのです。これは種の保存という動物が秘めて持っている生き物すべてに与えられたものです。そして、それが本来、人間が持っている生きる目的です。
ただ、人は進化の過程において脳の発達が素晴らしく遂げてきたため、その本来の生きる目的では説明できない、いろんな思考や感情が生まれるようになりました。そして、恋愛がそのひとつとも言えます。中には種の保存では説明できないものもあります。それは同性への愛です。それも含めて恋愛というのは複雑で、出会いの延長線上だと考える人もいますが、それだけではないように思います。
恋愛にはいろんな形があります。それは人それぞれで個性があります。ただ、その恋愛の始まりはすべては出会いからはじまったことだからです。出会いが恋愛のスタートとも考えられます。その出会いもいろいろな奇跡が重なって出来るもので、そこから始まる恋愛は奇跡であることを再確認できる意味をなしたものになります。
人はひとりでは生きていけない
基本的に人というのは一人では生きていけません。ただ、経済的に自立していて、多少の手助けさえあれば生きていけるという人もいるでしょう。その寂しい時だけ人と出会い、気を紛らわしてくれるような存在があれば良いという考え方が、今の若者を中心にして考えられている人間関係です。
確かに人間関係というのはわずらわしいものです。ただ、孤独を感じて生きている人もたくさんいます。近くに本当に気の許せる人がいなくて、ふとした時に寂しさを感じる人も悲しいものです。
一人では生きていくことは、あまり好ましいとは言えません。この寂しさを紛らわすために、人は出会いを求めて恋人を探したり、友人としての関係を探すのでしょう。
この孤独を埋めるのはやはり人でしかないのです。それが我々人間に与えられた生きる目的なのかもしれません。孤独を愛する人は今一度人の温かみを思いだしてもらいたいです。